INTERVIEW

常に向上心をもって、高専生活を多面的に支援する

平成23年4月 採用

東 和之

阿南工業高等専門学校技術部

仕事の内容

実験指導やレポート指導など学生実験に関わる業務を行っています。かねてより高等教育機関に勤務し、学生の成長に携わりたいと思っていました。そんなとき、私の専門に近い分野での公募を見つけたので応募しました。前職では水質分析業務をしており、その技術や知識を学生実験に生かすことができています。また、3年前から学生相談室員として悩みを抱える学生の支援にも携わっています。カウンセラーの先生方のように、もっと専門的な知識を身に付けたいと考え、昨年から放送大学で心理学の勉強も始めました。学生たちの健やかな高専生活のために尽力できればと考えています。

伊島ささゆり保全の会

阿南市と阿南高専の連携事業の一環で、阿南市にある四国最東端の島、伊島の島民の方々とササユリの保全を目指した「伊島ささゆり保全の会」を2015年末に立ち上げました。当初は島民の皆さんも半信半疑の様子でしたが、一緒に活動を継続していくうちにお互いに信頼関係が生まれていきました。現在も調査研究や草刈りなどさまざまな活動を行っています。この活動は、「国連生物多様性の10年日本委員会」による連携事業に認定されるなど、外部からも高い評価を得ています。

Q&A

仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
私は教員ではありませんが、学生から見たら技術職員も「先生」であることに疑いはないと思っています。「自分は技術職員だから自分の仕事はここまで」と線を引かずに、チャンスがあればさまざまな仕事に挑戦するようにしています。それが自分の成長にもつながるし、学生のためにもなると考えています。昨年度高専機構の理事長賞をいただけたのは、このような姿勢が評価されたのではないかと考えています。
今後の目標は何ですか?
学生へ実験や研究指導を行うためには、自らの研究力の向上が極めて大事だと考えています。昨年、日本学術振興会の科研費(若手研究)に採択されました。これを活用し、有名な科学誌に論文が掲載されるように自らの研究を発展させていきたいです。そうやって自分の能力を向上させることが、学生に対する教育の向上につながると考えます。また、私は英語が苦手なので、もっと英語力を向上させて、留学生への対応や指導を行えるようになりたいです。

業務の流れ

学生の卒業研究指導に関する業務の流れ

4月

研究テーマの決定

希望を聞きながら学生と話し合います。

9月

卒業研究中間発表

資料作成や発表練習の指導を行います。

1月

卒業研究論文の完成

卒業論文を何度も添削します。大変ですがこの時期に学生は一番伸びます。

2月

卒業研究発表会

学生の高専での5年間の集大成。自信をもって臨めるよう繰り返し練習に付き合います。